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ラーメンのまち白河
白河市には100軒近いラーメン屋さんが店を構えています。
これは、白河市は山間の町のため、工事関係の肉体労働者が多く、塩気が有り手早く食事を済ませられるラーメンが好まれたためと言われています。
かつての賑わい
昭和50年代、とみやまの周辺には10店舗以上のラーメン屋が店を構えていました。
そしてとみやまのお肉も各ラーメン店に納められていました。
納められたお肉の端材はコロッケ、メンチの格好の材料となりました。
時代の流れ
世の中が車社会となり、郊外に大型スーパーができてくると、駐車場を構えたラーメン屋さんが郊外に増えていきました。
幹線道路沿いに店を移したり業態変更をする肉屋さんがいる中、とみやまは地域の一番点を目指し、より身近な存在になれるようお惣菜を主力として、営業を続けています。
ラーメンが美味い町は、コロッケも美味い!?
戦後間も無い時期、初代から始まったとみやまのコロッケは、2代目でその形が定まりました。
ラーメン店に多く納めていた時代に洗練されたコロッケの製法は、ラーメンの製法と通じる部分があります。ラーメンスープの主たる材料である鶏肉、豚肉、タマネギ等はコロッケの材料とほとんど変わりません。
今現在も、とみやまのコロッケ製造現場に、醤油風味が加わると、現場はあっという間にラーメンの香りに包まれます。
ラーメンが有名なあの土地には、美味しいコロッケが潜んでいるかもしれませんね。
誰しもがラーメンについて一家言あるこのしらかわの地で長い間親しまれてきた とみやまのふつうのコロッケは、ラーメン好きも納得する 白河コロッケの代名詞となっています。
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